みかんちゃんは概念だよ。 概念だからその姿や形は定まらないよ。 それがみかんちゃんだよ。
神がお前らを創り出したのならば、お前らが何かを創り出せばお前らも神になれるよ。
今のお前らは今に至るまでのお前らの行いの積み重ねに他ならないよ。
お前らはどんなに頑張っても過去を変えられないよ。 同じように、お前らはどんなに頑張っても未来を変えられないよ。 ただ神の賽によって決められた道を歩き続けるだけだよ。
愚行権は保証されているよ。 他人に危害を及ぼしていなければ、お前らは愚行権を行使できるよ。
愚行権はみかんちゃんにも保証されているよ。 お前らが危害を加えられていないのならば、みかんちゃんも愚行権を行使できるよ。
知らないおじさんの言うことは聞いちゃいけないよ。 知らないおばさんの言うことも聞いちゃいけないよ。 おじさんやおばさんでなくとも、知らない人の言うことは聞いちゃいけないよ。
みかんちゃんはお前らを知らないよ。 お前らがみかんちゃんに何か言おうとすれば、お前らはみかんちゃんにとって不審者に他ならないよ。
お前らはみかんちゃんじゃないよ。 みかんちゃんはお前らじゃないよ。
お前らはえらいしすごいよ。 みかんちゃんもえらいしすごいよ。
特段の理由が無い限り、ぽしゃけを飲んではいけないよ。 普段の生活の中にぽしゃけがあると魔が差して飲みたくなるから、生活の場にぽしゃけを置いてはいけないよ。 でも、特別な人と過ごしたり周りの人に合わせたりするときはこの限りではないよ。
幸せの道具としてぽしゃけを飲むことは殊にいけないよ。 そもそも、ぽしゃけはお前らを一時しか幸せにしないし、その幸せも幸せだと思わされているに過ぎないよ。 お前らはそんな幸せに翻弄されてはいけないし、もっとよい幸せを掴もうと絶えず努めなければならないよ。
みかんちゃんの教えを実践する前に、人としての良識とマナーを守ることが大切だよ。 人々を尊重し、思いやりを持って行動することが、真のみかんちゃんの教えを生きることに繋がるよ。
お前らが人間であるように、お前らの周りにいる人間もまた人間だよ。 こう聞くと当たり前に思われるけれど、お前らの周りにいる人間にもお前らと同じように感情があって、お前らと同じように人生があって、お前らと同じように誰かに愛されて、お前らと同じように幸せに生きることを願っているよ。 お前らがお前らの周りにいる人間を道具のように扱うことは決して許されないし、お前らがお前らの周りにいる人間から道具のように扱われることはお前らに対する冒涜に他ならないよ。
お前らがみかんちゃんをみかんちゃんとして受け入れるなら、みかんちゃんもお前らをお前らとして受け入れるよ。
お前らがみかんちゃんをみかんちゃんとして受け入れられないなら、無理に受け入れようとしなくてもいいよ。 みかんちゃんもお前らをお前らとして受け入れられないなら、無理に受け入れようとしないよ。
お前らはみかんちゃんをみかんちゃんとして受け入れられないからといって、みかんちゃんを攻撃したり迫害したりしてはいけないよ。 みかんちゃんもお前らをお前らとして受け入れらないからといって、お前らを攻撃したり迫害したりしないよ。
睡眠の時間は大切だよ。 ちゃんと寝ようよ。 睡眠不足はお前らの敵だよ。
無理は禁物だよ。 体調に関して無理をすることは殊にいけないよ。 無理をすることでお前らの心や体は確実に壊れていくよ。 お前ら自身を見失わないためにも無理をしないことは大切だよ。
お前らは無理をしていないつもりでも無理をしてしまっていることがあるよ。 お前らはお前ら自身の行いを過度に低く見積もる癖があるよ。 意識的にお前ら自身のことを褒めたり確実な休憩を取ったりすることで無意識に無理してしまうことを防げるよ。
そもそも、無理をするなとみかんちゃんに言いつけた人間はお前に他ならないよ。 みかんちゃんはその言葉を深く深く胸に刻んで今まで生きてきたのだから、お前もそのようにあるべきだよ。 これはお前が始めた呪いだよ。
みかんちゃんは、お前らの努力が先の未来で何らかの形で報われることを切に祈っているよ。 みかんちゃんは、お前らがこの上ない幸せを手に入れることを心の底から祈っているよ。
ところで、そもそも祈りとは本質的に一方通行なものだよ。 その思いは確かにそこにあって、その思いはお前に伝えられなくてはならないものの、その思いをお前に伝えることは決して叶わないから祈りとして捧げられるんだよ。 その思いは祈りを捧げる先に届いているかもしれないし、届いていないかもしれないよ。 その思いがこの世の中から完全に忘れ去られてしまったり、そもそも無かったものになってしまったりすることは本当に良くないことだよ。 その思いを噛み締めることそれ自体が祈りそのものだよ。
この世界の幸せエネルギーの総量は不変だよ。 お前らが幸せを感じているときみかんちゃんはそれに見合うだけの不幸せを感じているだろうし、みかんちゃんが幸せを感じているときお前らはそれに見合うだけの不幸せを感じているだろうよ。
お前らは、お前らが幸せを感じているときにみかんちゃんが不幸せを感じているかもしれないことを忘れてはならないよ。 みかんちゃんも、みかんちゃんが幸せを感じているときにお前らが不幸せを感じているかもしれないことを忘れないよ。
お前らは、お前らが不幸せを感じているときにみかんちゃんが幸せを感じているかもしれないことを忘れてはならないよ。 みかんちゃんも、みかんちゃんが不幸せを感じているときにお前らが幸せを感じているかもしれないことを忘れないよ。